こんな疑問にお答えします。
英会話を勉強していたら、発音もネイティブに近づきたいと思っていきますよね。
過去に私もそう思いながら英会話を勉強していたのでとってもわかります。
この記事を書いている私は、英語の発音は結構得意な方。
学生の頃から「英語を習得するからには発音もちゃんとしたい!」という思いでコツコツと発音練習を重ね、
カナダ留学のホームステイでは、ホストマザーから「あなたの発音、超上手!!!素晴らしいわ!」と褒められるまでになりました。
英会話レッスンでも発音を褒められることが多いので、私が発音を習得できたコツをご紹介していこうと思います。
本記事は、本気でネイティブ発音を身につけたい人向けの記事となります。
それではどうぞ!
ネイティブ並みの発音を手に入れる4つのコツ
ネイティブ発音のコツを知る前に、まず意識した方が良いことが2つあります。
それがこちら。
- 「恥ずかしい、照れる」のマインドは捨てる
- 聞く→ 話す →読む の順番を意識する
良い発音を習得するには、まずこのマインドが必要です。
「みんなの前で発音良く話すのは恥ずかしい」とか「書いて覚える」とか、こういった日本の常識みたいなものは一旦さよーならしましょう!
じゃないと、体得できなくなっちゃうので。いいですね??
それでは本題へ行きます。
実際に発音練習するにはどんな方法で勉強していくと良いかと言うとこのとおり。
- 基礎練習はフォニックス(Phonics)
- スペルを見ず、耳で聞いた音をそのまま発音する
- スマホアプリ「ELSA Speaking」で単語の発音練習
- シャドーイングでリズムを習得
私は、この4つをコツコツ積み重ね、発音を習得していきました。
それでは、順に詳しく説明していきますね。
1.基礎練習はフォニックス(Phonics)
ネイティブの発音をまず習得したいなら、まずはフォニックス(Phonics)です。
アルファベットA~Z(26文字)の基本的な音を教えてくれるもので、「単語のつづり」と「音」の関係性を学習できる勉強法です。
実際アメリカの子供も、幼少期にはフォニックスでアルファベットの音を学び、単語の発音を習得していきます。
アルファベットの正確な音をわかっているとわかっていないとでは発音が全く違ってきます!!!
例えば、「a」の音について。
日本人がこのアルファベットを見た時に「エー」と発音するのが一般的だと思いますが、ネイティブは「a」の音を「(エの口をしながら)アッ」と発音します。
こうゆうことって、私の中学時代には教えてもらえなかった、、、泣
フォニックスを知らなくても、なんとなく発音良さげに英語を話すことはできます。
でも、通じるは通じるけど、一度で通じないことが多い。
それは、そもそも発声する時の口の形が違ったり、舌の使い方が違ったりするから。
なので、基礎をしっかり固めていきましょう。
フォニックス初心者にぴったりの動画
【効果的な練習方法】
動画を見ながら、実際に自分も声に出して練習です。
その時にプラスしてやると良いのが、こちら。
1.スマホで自分の声を録音
↓
2.録音した音声を聞く
↓
3.修正して発音(それをまた録音)
↓
4.録音した音声を聞く
ひたすらこれを繰り返します。
そうすると、だんだんネイティブとの発音の差が縮まっていきますよ。
この練習方法は大学の授業でやっていた発音習得方法で、自分の発音の癖や苦手な発音がわかるので超効果的です。
フォニックスに少し慣れたら歌ってみましょう
先程の動画で発音を習得したら、次はフォニックスソングを歌ってみましょうー!
実はネイティブの子供も、こうやって歌で発音を覚えていくんですよ!
「歌」になるだけで難易度が変わり、少し難しくなります。
これも「録音&聞く&修正」を繰り返していくのがコツです。
英語が話せないうちは、ネイティブの幼児教材がわかりやすいのでおすすめ。
2.スペルを見ず、耳で聞いた音をそのまま発音する
ネイティブ発音に近づくために重要なのは、「耳で聞いた音をそのまま発音すること」
これがめちゃめちゃ重要で!!!
なぜかと言うと、
スペルを見ちゃうとスペルから連想する発音に引っ張られてしまって、
その固定観念がなかなか抜けずネイティブ発音を瞬時にできなくなっちゃうんですよ。
例えば、「Not at all(訳:どういたしまして、気にすることないよ)」の発音ですが、
これを発音してください。と言われたら、「ノット アット オール」と3語で発音するんじゃないかと思います。
ですが、ネイティブは違います。
「ナーラロー」と、1語のように発音するんですよ。
リエゾンがえぐい。。。。
「Not at all」の発音はこちら
スペルを見て想像した発音と全く違いませんか???
このように、
英語の会話を聞いていると、スペルと発音が一致しないということが往々にしてあります、、、、。
なので、ネイティブに近づきたいなら、
「聞いた音をそのまんま発音する」というのがめちゃめちゃ重要なんですよね。
3.スマホアプリ「ELSA Speak」で単語の発音練習
「アルファベットの発音はわかったけど、単語はちょっと不安かも」と思っていた時、ピッタリなアプリを見つけました。
それがELSA Speakです。
英語発音を確実に改善するアプリ-ELSA Speak
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「ELSA Speak」とは?
スマホに出てくる単語を発音し、その発音が正しい発音なのかを判定してくれるアプリ。
自分が発音できていると思っていてもAIには理解されないなんてこともあるので、
流暢な発音を身に着けたい人には合っていると思います。
「ELSA Speak」の使い方
最初に「初級」「中級」などのコース選択をすると、
画面に単語が出てネイティブがその単語を読み上げてくれます。
それを聞いた後に同じように発音し、それが正しい発音だったかどうかをアプリに判定してもらうというのが使い方です。
何も難しいことはないですよね!操作方法は超簡単。
このように、正しい発音であれば「エクセレント」が出るので、 発音確認のツールとしてめちゃくちゃ便利!有料コンテンツもありますが、無料のままでも十分使えます。
勉強というより、ゲーム感覚で私は楽しいんですよね。笑
※このアプリはイヤホンのマイク機能を使うので、マイク機能付イヤホンのご用意必須となりますー!
4.シャドーイングでリズムを習得
基本的な発音を習得したら、次は「話すリズム」や「イントネーション」を習得するとよりネイティブに近づきます。
リズムやイントネーション習得に効果的なのが「シャドーイング」
有名なのでご存知の方も多いとは思いますが、、、、。
話している文章を聞きながら、同時進行で同じ文章を復唱するトレーニングのこと。
カンタンに言うと、ネイティブが話していることを、耳コピしながら追って同じことを話していくという勉強法です。
1分半でシャドーイングがわかる動画
シャドーイングのデモンストレーションだけ見たい方は0:55からどうぞ。
シャドーイングをすることのメリットは3つあります。
- 話す時にアクセントをつけるポイントがわかる
- 英文を話す時のリズムが習得できる
- 発音が鍛えられる
しかし、シャドーイングは最初はぜんっぜんできないかもです。
私は大学時代にこのシャドーイングの授業があってやっていたんですが、最初は絶望するほどできませんでした。。。
というのも、
のっけからネイティブスピードオンリーのシャドーイングだったんですよね。
これじゃ、正直心が折れて続きにくい。
私は授業開始5分で心が折れました。笑
やっぱ、最初のやってみた段階で「できるかも?」っていう希望が見えないと継続ができないのが正直なところ。
なので、スピーキングスピードが段階的になっている教材で練習するのがおすすめです。
こんな感じの教材がおすすめです
スロースピードと、ナチュラルスピードの2段階用意されています。
本来だったら、テキストを見ないで完全耳コピでシャドーイングするのが良いと言われています。
しかし、テキストなしで長文シャドーイングって最初キツイくてついていける人はほぼほぼいない。
テキストをなんとなーく見ながら、耳に全集中させてシャドーイングするというのがコツですね。
以上、私が発音習得するためにやっていた方法を書いてみました。
なにか少しでも参考になることがあれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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