こんな疑問にお答えします。
この記事を読めば、
敏感になっている「音」の向き合い方がわかり、
格段に過ごしやすく生活できるようになっていきます。
というのも、
私自身、パニック障害になってからとっても音に敏感になったんです。
ですが、試行錯誤しながら色々な方法を試していくと、劇的に生活しやすくなったんですよ。
今回は、私の経験の中で日常が過ごしやすくなった方法をご紹介したいと思います。
今まさに「音」に敏感になっている方、是非読んでみてくださいね。
パニック障害になって「音」に敏感になっていませんか?【聴覚過敏】
ひとことに、「音に敏感になる」といっても、
人によって違いますし、気にしたことがない方からすると、 「何がどう気になるの?」と疑問に思うと思います。
私が敏感になっていたのはこのようなこと。
- 突然の大声
- クラクション音
- インターホンの音
- 大きな話し声
- 体に振動が響くような大音量
- テレビの音
突然大きな音量で鳴る音って、びっくりするじゃないですか。
その「びっくり具合」が、普通の人の5倍くらいだったんじゃないかと思います。
音がとにかく気になるし、驚いちゃうから心がもたなくって大変でした。
その「驚き」が発作に変化する
普通の人なら「びっくりした~!」で澄むところではあると思うんですけど、
パニック障害の人は違うんですよ。
この「驚き」が命取り。
驚く
↓
驚きで心臓がバクバクする
↓
(おそらく)脳がパニック障害の心臓バクバクと勘違い
↓
パニック障害の発作に発展
「驚き」の心臓バクバクと「発作」の心臓バクバクがとっても似ているから、
一瞬で脳は「驚きver.」なのか「発作ver.」なのか判断できず、
結果、「発作だね!」って判断しちゃうんじゃないのかなーって勝手に思ってました。
パニック障害の時って、 常に体調が万全じゃなくって余裕がないから、自分でもわからなくなるんですよね。
理由は、体のメカニズム的に脳の血流低下が原因で起こること
こちらは自律神経失調症についての記述ですが、
自律神経失調症も、パニック障害と同じく交感神経が優位になるから起こるものとも言われています。
医学的に説明すると、「音に敏感」なのはこのような理由なんですね。
音が気になるという聴覚過敏の状態は、脳の過敏状態を表しています。
簡単に説明すると、脳での血流が低下したことによって思考能力や判断能力、状況認識能力などが低下することを防ぐためです。
血流が低下して脳の情報処理能力が落ちてしまう分、過敏に反応することで脳の働きを補おうとしています。引用元: 音が気になる
じゃあ、どうやって「音」を回避するのか?
生活から音を回避するって不可能ですよね。
私の場合、このような感じで回避していました。
- テレビを消す(心を落ち着かせるため)
- スマホの音は消しバイブレーションに設定
- 小さな子供がたくさんいる場所を避ける(なるべく大きな公園に行く)
- 静かな場所に移る(絶対に落ち着ける場所を探しておく)
- 騒がしくなる時間帯の外出は避ける(12時~16時くらいは避ける)
- ★イヤホンをする(外音遮断)
子供が少ない公園に行ったり、外出は10時くらいにしたり、
絶対に静かな場所をあらかじめリサーチしておいたりって感じで色々考えてやっていました。
探せば意外とそういう場所はあるもんで、
こういった「音」の制約があっても外出はできます。
どうしても逃げられないって時は「イヤホン」の出番です
どんなに対策して外出しても、「騒がしくなってきちゃって逃げられない」って時はあります。
そうなったら、イヤホンを付ければ問題なし。
今はノイズキャンセリング機能がついているものもたくさんありますし、 外部の音を一気に遮断できます。
自分のiPhoneで落ち着ける曲を流してしばらく集中していれば、落ち着きを取り戻せます。
もし、ノイズキャンセリングのイヤホン持っていない方は絶対買った方が良いです!!!
劇的に外の音が気にならなくなるんで。
1万円くらいで買えるものもあります。
それでも、どうしても落ち着けなくなったら、トイレで一人になるっていうのが最終手段でしたね。
パニック障害を克服した今「音」に敏感か?
療養していた時よりは軽減されていますが、未だ敏感な方ですね
- 大きな音や声
- テレビの音
- 大きな話し声
これらに敏感に反応する方だと思いますし、他の人よりも驚く傾向にあると思います。
ですが、療養していた時よりは気になる程度が軽減されていますね。
イヤホンを使う程でもないですし、耐えられます。
ただ、元々静かな場所が好きなので、 このような音が常時流れている場所に居続けることはないです。
全然静かな場所に移動します。
「大きな音に驚いてそこから発作に発展する」っていうのは、
私は初期~中期くらいが頻繁にあって、 それ以降は「驚き」だけで終わるようになりました。
敏感なうちはストレスも感じているはずなので、
できるだけ回避して、 「もしかしたら、少し大丈夫になってきたかも~」と感じてきたら、
だんだんその場所に慣らしていくっていう感じで良いと思います。
今は何に対しても敏感になっている時期かもしれませんが、
焦らず、自分のペースでゆっくりと療養していくのが一番ですよ。
きっと良くなるので、信じて過ごしましょう!
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