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【今語る】新婚だった私がパニック障害になった原因【コレという決定的なものはありません】

[char no=”7″ char=”考えるネコ”]「パニック障害になる人って原因って何なんだろう?」
「パニック障害になったけど、原因がわからない、、、、」[/char]

こんな風に思っていませんか?

パニック障害を知るまで、
私も、どんな原因があってなってしまうのか見当がつきませんでした。

今回は、私のエピソードを書いていきたいと思います。

今だから思う、
私がパニック障害になった原因です。

よろしければご覧ください。

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目次

【今語る】新婚だった私がパニック障害になった原因【コレという決定的なものはありません】

【今語る】新婚だった私がパニック障害になった原因【コレという決定的なものはありません】

パニック障害になった当時の状況を振り返ってみて、
「原因って何だったんだろう?」と改めて考えてみました。

これが原因だ!という、何か1つっていうのはありませんでした。

大きな括りでの原因を言うと、

自分の心を無視し続けていた

ということに尽きるんですが、
具体的に状況を挙げて考えてみるとこのようなことでした。

  1. 副業をしていたストレス
  2. 本業であった「ジュエリー販売」のストレス
  3. 結婚をして環境が変わった
  4. 自分が落ち着ける時間をちゃんと確保していなかった
  5. 自分の中の「完璧像」に囚われていた

順に詳しく解説していきます。

1.副業をしていたストレス

過去記事でも触れていますが、

>>【経験者は語る】思い当たるパニック障害の予兆【こんなことがあったら注意です】

私は、社会に出てからすぐ副業をしていました。

というのは、
大学の時から絶対に就職したいと思っていた旅行会社に内定をもらって入社できたのですが、
実際入社してみると、全然みんな楽しそうじゃない。
憧れるような、理想の生き方をしている人がいなかったんです。

働きたかった会社に入れたという目標達成できた喜びよりも、
「この先どうやって光を探して生きて行ったら良いのか、、、」という不安の方が勝っていました。

そこから、
「会社に勤める」という働き方以外で、

「自分の人生を、より経験豊かに、楽しく生きるためにはどうしたら良いか」

というのを結構本気で考えていたので、副業を頑張っていました。

でも、
内向的な性格なのにたくさんの人と接しないといけないなど、
自分の性格と合わない部分があり、

それに苦しさを感じてはいたんですが、
「今の自分がいけない、自分が変わらなくちゃいけない」と、

自分を否定しながら、
時には何のために頑張っているのかわからなくなりながらも、
「頑張る」ことを続けていました。

それが自分の人生を変えてくれるものだと信じていたから。

結果、気持ち的に超苦しかったです。合ってなかったんですよ。

色々本質的な情報を知れたのは良かったのですけどね。。。。

2.本業であった「ジュエリー販売」のストレス

ジュエリー販売は超充実した仕事でした。

私はそれまで、旅行会社、医療事務を経験してきたのですが、

今振り返ってみても、

「この仕事ほど自分の魂全力全霊出し切った仕事はないんじゃないか」

と思うくらい、
毎日毎日自分の全てを出しつくして、頑張っていた仕事でした。

それくらい達成感もありましたし、自分を成長させてくれた仕事だったんです。

でも、
毎日自分の全てを出し切って仕事をしているからこその、
仕事を終えた時の疲労感(ヘロヘロ具合)が半端ない。

あと、
ノルマはありませんでしたが、
毎日自分がどれくらいの売上でどれくらいの位置にいるのかがわかるので、
やっかみや嫉妬を向けられることがあり、
それをかわすのに相当なエネルギーがいりました。

お客様には自分の全てを出し切って接客し、
それ以外の時間を、波風立たせないためにどう振舞うかを考えている、

というのが、
上手くバランスを保てていない感じがして、
器用にできない自分を責め、悶々と考えるという感じでしたね。

接客している自分、波風立たせないように振舞っている自分、本当の自分、
全てにおいてギャップがあって、葛藤がすごかったです。

3.結婚をして環境が変わった

 

結婚は家と家のつながりだからね

 

と、母親から言われていたのですが、
結婚してすぐ、それを実感するようになりました。

結婚して間もなく、
夫の身内に不幸が立て続けにあり、何度かお葬式に出席したのですが、
私の身内とは全く違うキャラクター揃いに戸惑いました。
(夫からも、あらかじめキャラが濃いと説明は受けていました。笑)

どう言葉選んで会話してもトゲを感じたり、攻撃を感じたり。
常に何か攻撃する材料を探して見られているような感じで。

別に、私が主役の場でもないですし、
優しく受け入れてもらえるとも期待してなかったので傷ついたということではないんですが。

「私が人生で出会ってきた人図鑑」には全くいなかったタイプの人たちで、
どうしたら平和に会話できるのかがわからない。
わからなすぎる。

でも、これからどうにか上手く付き合っていかなきゃいけない。

ショックを受けたり、深刻に受け止めていたつもりはなかったんですが、
多分、私の性格的に一度「あ、無理かも」と思うと、拒絶しちゃう傾向にあるので、
無意識に頭に深く深く「無理」と刻まれてしまったんだと思います。

お葬式の一連の流れが終わる頃には、
その場にいるだけで体が硬直しちゃったり、めまいしたり、気持ち悪くなって吐き気が出たりするようになっていました。

夫はずっと、
一瞬でも一人にしないようにしてくれたり、何か代わりに伝えてくれたり、
ずっと私のことを守ってくれていたのですが、
相手が多すぎ&キャラが強すぎで、体調に出てしまってましたね。

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4.自分が落ち着ける時間をちゃんと確保していなかった

私は、1日のうち1時間でも無心でいられる時間がないと、
落ち着かないんですよね。

これまで書いてきた通り、

  • 本業:ジュエリー販売
  • 副業:本業が終わった後の時間
  • 休日:義実家との予定(毎回ではないですが)
  • 家にいる時間:家事

こんな感じで過ごしてきたので、
無心になれる時間が足りなかったんですよね。

なんて言うか、
私は人に会ったりするよりも、
一人でいる時間(もしくは夫婦)の方が自分のエネルギーを充電できるタイプで。

1日仕事して何かして色々過ごしたあと、家でパズルゲームを無心することで心のゴミ箱を空っぽにできるというか、
色々思った感情をリセットできるというか。

それができないって、今となっては結構信じられないです。
心が波立った状態で朝を迎え、寝て、また朝起きて仕事にいくわけですからね。

そりゃ、心が満身創痍な状態になるわけです。

5.自分の中の「完璧像」に囚われていた

その頃の私の完璧な像とはこんなことでした

  • どんなに遅くなっても「自炊した食事」をしないといけない
  • 毎日家事は絶対にやらないといけない

なので、
どんなに忙しくても、食事は絶対手作りしてましたし、
その日の家事は絶対その日のうちにやっていました。

夫は「別に出来合いでも良いし、食器洗いも明日でも良い。それほど気にしない」っていう
緩めなのにも関わらず、

私はそれをすると「自分に負けた。堕落へ一歩近づく」くらいに思って、
ある意味強迫観念を持ちながらやっていた気がします。

なので、
嬉々として自炊や家事してるって感じじゃないんですよ。
意味ないって気付けていませんでした。

今なら思います。
その完璧、苦しくなるなら意味ないし毒だと。
もう少し緩めて、バランスを持たせた方が絶対に良いと。

パニック障害になって全て変えました

パニック障害になって、
自分と向き合い自分の心を理解した後、
それまで感じていたストレスを無くすように変えました。

簡単に書くと、このような感じです。

  1. 副業をしていたストレス
  2. 本業であった「ジュエリー販売」のストレス
  3. 結婚をして環境が変わった
  4. 自分が落ち着ける時間をちゃんと確保していなかった
  5. 自分の中の「完璧像」に囚われていた

  1. 一人で完結できる副業にチェンジ
  2. 接客業から事務職にチェンジ
  3. 転勤で付き合いが減った
  4. フルタイム勤務からパート勤務にして「自分時間」を増やした
  5. 気分が乗らない時は外食や買ったもので食事

パニック障害になるまで、
こだわりが強く、他人に自分がどう映るかをめちゃめちゃ気にして生きていました。

こだわりを持つことは良いんですが、
そのこだわりの中に「喜び」や「幸せ」を感じないんだとしたら、
手放した方が気持ちが楽になることを学びました。

そして、
他人からの評価を気にして生きることは、
自分の真の声を無視する生き方で、そこに幸せはないということがわかりました。

学びがたくさんでしたね。

 

今回は、
私のパニック障害になった表面的な原因と思える状況について書いてみました。

パニック障害の本質は「自分の心の深い部分」と向き合わなければ、
表面的な原因を改善しても根本は何も変わらないと思っています。

本当の自分と向き合い、
その上で「表面的な原因をどうやって改善していくか」を考えるのが一番効果的だと思いますよ。

心の向き合い方はこちらをあわせてどうぞ。
>>パニック障害を「薬で治そう」と思えなかった3つの理由【薬を飲まずに治しました】

 

「パニック障害」まとめ記事はコチラ
↓ ↓ ↓
責任感・正義感強めの私が経験した「パニック障害」まとめ

 

 

 

 

 

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この記事を書いた人

北海道出身、東京在住のアラサーで夫と2人暮らし。
旅行、グルメ、料理、靴、服が好きで、休みの度に夫と共にお気に入りのお店を見つけるのが共通の楽しみ。

過去にパニック障害で約3年間療養。そこから自分がエンパス、HSPの傾向が非常に強いと気づく。

体力は雑魚だけど、内に秘めるパッションは熱く、常に「人生をより楽しく豊かに生きるためには」について考えている。

とんでもなく内気だけど、人生に対しての野心は強めで、超絶好奇心旺盛。

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