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【完全手引】パニック障害のサポートの仕方 7箇条【実体験から本当に助かるサポートを解説】

[char no=”3″ char=”悩んでる人”]「家族がパニック障害になってしまった、、、、」
「とっても辛そうだけど、どうやってサポートするのが良いんだろう」[/char]

こんなお悩みに答えます。

私自身、パニック障害で約3年療養していたのですが、
家族がたくさんサポートしてくれたお陰で、
何気ない幸せな毎日を送ることができるようになりました。

療養中は、情緒不安定な時期もありましたが、
そんな時期も愛をもってサポートしてくれたことが本当に心の支えになったんです。

私の経験から「本当に助かるサポート」をご紹介します。

よろしければご覧ください。

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目次

【完全手引】パニック障害のサポートの仕方 7箇条【実体験から本当に助かるサポートを解説】

【完全手引】パニック障害のサポートの仕方7箇条【実体験から本当に助かるサポートを解説】

とにかく「愛」が大切

これから書くことは「サポートの仕方」ではあるのですが、
前提に「愛で包んであげること」が必須です。

パニック障害になっている方は、
情緒不安定な時もあるので、時には「サポートしてあげてるのに、、、」と感じちゃうようなことも言ってくるかもしれません。
でも、自分でも「言っちゃいけないことを言っている」ときっとわかっているはず。

それでも、それは一時的なものでしかないので、
大きな愛で包んでサポートしてあげてほしいんです。

サポート方法を先にお伝えするとこの通り。

  1. 否定をせずに話を聞いてあげる
  2. 肯定してあげる
  3. ただそばにいてあげる
  4. 驚かない・引かない・焦らない・急かさない
  5. 押し付けない
  6. 外に連れ出してあげる
  7. リラックスに役立つものを渡してみる

順にエピソードとともに解説していきます。

1.否定をせずに話を聞いてあげる

はなす話をただ「受け止めてあげる」ということ

私がパニック障害になっている時、
とにかく身の回りで起こる事全てが辛くて、自分の中で消化することができませんでした。

自分の中で消化しようと頑張るんですが、
誰かに話して発散しないと具合悪くなっていたんです。
自分の中でおさめておくことができないんですよ。

自分が悪いとわかっていることの話題は、
自分勝手ですが「悪いとわかっているから否定しないで受け止めて欲しい」という思いがあって、

親や夫はそれを感じてわかってくれていたので、
私を否定したり責めたりせずにただただ話を聞いてくれていました。

初期はこれが本当に本当に助かりました、、、。

2.肯定してあげる

悪いことを無理くり肯定するということではなく、
パニック障害になっている方の存在そのものを肯定するということです。

療養していた時期っていうのは、
「自己肯定感」が皆無というくらい本当に低くて、何事も自分を肯定するってことができていませんでした。

  • パニック障害になって家族に迷惑かけている
  • こうやってサポートしてくれているけど、家族の時間を自分が奪ってしまっている。
  • 自分は家族に何かしてもらうばっかりで、家族に何ひとつ与えることができてないんじゃないか

こんなことを思っていたんです。

療養中、
ちょうどBIGBANGにどハマりしていたので家でDVDをずっと流したりしていたんですが、
それに興味がなかった母親もだんだんとBIGBANGにハマっていったんですよ。

すると、ある日こんなことを母親が言ってくれました。

 

こうやって熱中できるものを教えてくれたPUCHIに感謝してるよ。
熱中できるものってお金を出せばできるものでもなく、
夢中になりたいと思ったからって手に入るものでもない。
とっても大切なものなんだよ。
それを教えてくれたっていうのはすごいことなんだよ。

 

この時に、

「こんな状態の私でも家族に小さくても何か与えることができているのかな」

って思ったんです。
そこでやっと自己肯定できたというか。存在価値を感じられたというか。

パニック障害になる方は、自分を責めて生きている人が多いので、
存在価値を伝えてあげたり、肯定してあげるっていうのが心の回復に大切なことなんじゃないかなと思いました。

3.ただそばにいてあげる

パニック障害中は発作が頻繁にありました。

「あの発作はまた来るんだろうか」
「発作がきたらどうしよう」
「ずっとこのままの人生だったらどうしよう」

こんな感じでありとあらゆる不安が押し寄せてきて、
不安に飲まれてどうかなっちゃいそうって本気で感じていました。

その不安を感じている時間、ただそばに家族がいてくれるだけで心強かったです。

家族がいてくれたからって発作が止まったりするわけじゃないんですが、
心持ちが全く違うんです。

発作が頻繁にある時期は話す余裕もないので、
ただ無言で部屋にいる感じにはなるんですが、

「ただそばにいる」

それだけで安心できました。

4.驚かない・引かない・焦らない・急かさない

標語みたいですが、
これは、パニック障害の発作が起きた時の対応です。

  • 引かれること
  • 驚かれること
  • 事を大きくされること
  • 待ってくれないこと

これが絶対嫌なことでした。

初めて発作を見たらきっと驚くと思うんですが、
決して表情に出さず、心の中で止めておいてください。

なぜなら、余計焦って発作がおさまらなくなるから。

急かす空気にも敏感になるので、
ゆったり本人が落ち着くまで待ってあげてください。

自分でなんとか発作をおさめる方法を多分知っています。

>>【効果的】パニック障害の発作を早くおさめる4つの対処法

5.押し付けない

家族や身近な人がパニック障害になったら、早く元気になって欲しいと思って
「パニック障害の人にとって効果的なこと」など、調べておすすめすることがあるかもしれません。

その時には、
「気が向いたらやってみたら?」くらいで留めておき、絶対に押し付けないこと。

パニック障害の時には、
心の中の処理できるキャパがとっても狭くなっていて、
気を遣うことだったり、押し付けられることが、
普通の時は大丈夫だけど今はずっしり重く感じるってことがあったんです。

その重さが体調不良に直結していました。

なので、どうするかの判断は相手に任せて、
押し付けず、おすすめするくらいがちょうど良かったりします。

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6.外に連れ出してあげる

パニック障害の時期はとにかく外に出るのが怖かったので、
最初は家に引きこもっていました。

家に引きこもり続けるのはあんまり良くないっていうのもわかってるけど、
発作が頻繁に起こるから外に出るのが怖いんですよ。

当時、私と両親の家は地下鉄で30分くらいの距離だったんですが、
散歩に付き合うためだけに母親が来てくれたりしていました。

「5分だけ家の周りを散歩」とかでも、付き合ってくれるのが本当に本当に助かりましたね。

7.リラックスに役立つものを渡してみる

パニック障害になっている時って神経が興奮状態なので、
リラックスさせることが回復の近道なんです。

なので、リラックスに役立つモノだったり、本だったり渡してみると役立つかもしれません。

リラックスに役立ったものはこちらの記事で紹介しているのであわせてどうぞ。

>>【厳選】パニック障害の方に喜ばれるプレゼント7選【パニック障害経験者が選びました】

周りのサポートなくして「パニック障害からの回復」はないのです

周りのサポートなくして「パニック障害からの回復」はないのです

私の場合、パニック障害になった時、
とにかく心がキズだらけの状態で、情緒不安定でした。

「死にたい」とか「消えてなくなりたい」とか、
そこまでの思考にはならなかったんですが、

とにかく、今の自分も過去の自分も責めて責めて責めていたので、
自分でもどうしたら良いかわからないし、どうしたいのかもわからない。

心の中が、ただただ暗闇でした。

そこから救ってくれたのは、家族だったんです。
愛で包んでくれていたから、立ち直ることができたと思っています。

目に見えて回復がわかるような病気ではないので、良くなっているのかがとってもわかりにくいですが、
どうか「パニック障害」という病気はどういったものなのか、
どうすると根本から治せるのかを一緒に知って、サポートしてもらたらなと思っています。

 

[blogcard url=”https://puchinoblog.com/archives/688″]

 

「パニック障害」まとめ記事はコチラ
↓ ↓ ↓
責任感・正義感強めの私が経験した「パニック障害」まとめ

 

 

 

 

 

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この記事を書いた人

北海道出身、東京在住のアラサーで夫と2人暮らし。
旅行、グルメ、料理、靴、服が好きで、休みの度に夫と共にお気に入りのお店を見つけるのが共通の楽しみ。

過去にパニック障害で約3年間療養。そこから自分がエンパス、HSPの傾向が非常に強いと気づく。

体力は雑魚だけど、内に秘めるパッションは熱く、常に「人生をより楽しく豊かに生きるためには」について考えている。

とんでもなく内気だけど、人生に対しての野心は強めで、超絶好奇心旺盛。

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