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【現実】繊細さん(HSP)のホームステイは「疲れる」ことが多い4つの理由【カナダでのホームステイ経験を語ります】

[char no=”7″ char=”考えるネコ”]「留学したらホームステイにするか、レジデンスにするか迷うな」
「繊細な性格でもホームステイってできるんだろうか?」[/char]

こんな疑問にお答えします。

私は、大学時代カナダに語学留学をしたのですが、
その留学期間中、大学のレジデンス(寮)での生活とホームステイを両方経験しました。

その当時は、
自分のことを「繊細」とか「HSPだ」という自覚は全くなかったんですが、
HSPの傾向が高いと自覚した今、当時窮屈に感じていたことを書いてみたいと思います。

よろしければご覧ください。

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目次

【現実】繊細さん(HSP)のホームステイは「疲れる」ことが多い4つの理由【カナダでのホームステイ経験を語ります】

【現実】繊細さん(HSP)のホームステイは「疲れる」ことが多い4つの理由【カナダでのホームステイ経験を語ります】

※これから書くことは、あくまでも私の経験だったり一緒に留学していた周りの友達の状況を踏まえて書くもので、カナダの方達を否定したりする目的ではありません。

繊細さんならではの疲れちゃうことは先に書くとこのとおり。

  1. 1人の時間がない
  2. 出来合いの食事が多い
  3. わりと何事にもプライベートはない
  4. わりと放置もある

これらを順に解説していきます。

1人の時間がない

HSPさんにとって、1人の時間がないって結構厳しいことではないでしょうか?
私もそうでした。

受け入れてもらっていたホームステイ先では、これら全て与えて使わせてもらっていました。

  • 自分の部屋
  • 自分のシャワールーム
  • 自分のトイレ

「欧米って家も大きいし、結構当たり前なんじゃないの?」
って思うかもしれませんが、
私と一緒のタイミングで留学した友達たちと話をしてみると、そうでもなかったんです。
少数派とは言いませんが、これらの環境があるのは当たり前ではありませんでしたね。

で、
「こんなプライベートな環境を与えてもらっているのに、一人の時間がないってどういうこと?」
という疑問が起こると思うんですが、

  • 課題をしている時間
  • 寝る時間
  • お風呂に入る時間

この3つ以外の時間は、
全てリビングでみんなで過ごすというのが空気感としてあって、
一人で無になる時間というのはほとんどなかったように思います。

まぁ、ホームステイも含めて勉強しに行っているので、
当たり前っちゃ当たり前かもしれないんですが、
HSPさんにとって一人の時間って相当大事なんでね。。。。。
少し苦しく感じる時もありました。

簡単な食事が多い

食材などにこだわりを持ちやすいのがHSPさんの特徴としてあると思うのですが、
その頃、私も多少ありました。

「日本食が食べたい」とかそういったことではなくって、
「毎日じゃなくてもちゃんと調理された食事を食べたい」という希望が少しあったんです。

国民性なのかわからないんですが、
日本の食事みたく、何か野菜を切って炒めたり、何かを煮たりとか、
何か調味料を加えて「調理」している姿は一度も見ませんでしたね。

 

ピザを買ってきたり、
冷凍の野菜をボイルしたものだったり、
冷凍のパテをBBQで焼いてハンバーガーを作ったり。

 

こんな感じの食事が3食ずっと。

私が経験した食事は良い方で、
ある友達は、謎に毎日お粥だけだったり、パンとハムだけだったりという所もありました。

このような食事に耐えられなさそうなら、
日本のインスタントやフリーズドライのお味噌汁とか持っていった方が良いかもしれないです。
そうすれば、心が落ち着けると思います。

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わりと何事にもプライベートはない

先ほど、「一人時間はほぼ無い」と書いたんですが、
会話の内容だったり、生活する上でもプライベートがないなぁと思ったことがありました。

私がホームステイした家はこんな家族構成。

パパ、ママ、中学生息子、犬の3人家族。

そこに、私と友達の2人の女子がお世話になっていました。

  • 家族団らんしている時に「下着はどこでどんなのを買ってるの?」と質問される。
  • みんなが目に入る場所に私や友達の下着(洗濯もの)を干している

こんなことが。。。。。

年頃の男の子もいますし恥ずかしくて、「自分で洗濯する」って何回か言ったんですが、
「やってあげる」と頑なに言われたので、どうにもできず、、、、。

繊細じゃなくても嫌なことではあると思いますが、
こんな大胆なこともありました。笑

わりと放置もある

これは一緒に留学した友達が経験したことで、
私がホームステイした家でされたことではなかったんですが、わりと簡単に「放置」されることもあります。

具体的には、
シングルマザーと幼女の家庭にホームステイしていて、
夜になると、ホストマザーは子供や友達の食事を用意せずに彼氏のところに遊びに行って何日も帰ってこないとかですね。

というのも、
私がホームステイした州では、ホームステイを受け入れた家庭には報酬金みたいのが入るんで(今はどうか不明です)、
経済的に苦しい家庭とかは結構受け入れ先としてあがってくるのが現状なんですよね。

あまりにも酷かったら、
留学手配してくれたエージェントに言ってホームステイ先を変更してもらうことも可能っちゃ可能なんですが、
かなりイレギュラーなんですぐに変更の対応はしてくれず、
留学生がどうにかそこに馴染んでくれることをまず待つっていうのが対応でした。

その友達は、諦めて最後までその家にいましたが、辛かったと思います。。。

そこまでの放置はなくても、
報酬金が目的だったんだなぁ、、、と感じた家はいくつかありました。

こういった現実もあります。

お世話になるからには「郷に従え」なんです

お世話になるからには「郷に従え」なんです

ホームステイの現実をいくつか書いてみたんですが、
そうは言っても、異文化の場所にお邪魔しているのは私なのでそこに従うしかありません。

実際、ホームステイしている時は、
「プライベートが無くて苦しいな」とか「人とずっといるの疲れるな」と思うことも正直ありました。

けど、
ずっとレジデンスで過ごすだけじゃ知りえなかったことをたくさん知れたし、
価値観が全く違う世界に身を置くことで、
普段だと、起きた出来事に対して一方方向でしか考えられなかったことが、
多角的に考えらるようになりました。

HSPである繊細さんにとっては、
結構修行のように感じる時も多々あると思いますが、
得られるものはそれ以上にあります。

ショックに感じる出来事があったとしても、それも大切な経験。

私はこういった現実を知った上でも、
留学するなら、社会に出る前に一度ホームステイみることをおすすめします。

できれば社会に出る前に経験した方が生きやすくなります

やっぱり社会に出ると、
日本の常識や仕事の仕方が嫌でも身についてしまうので、
それが生きるうえでの当たり前となり、
「価値観が違うこと」ってなかなか受け入れづらくなるんですよ。

頭が固くなるっていうか、、、、。

でも、学生の頃に行っていれば人生経験がそれほどないので、
違う価値観を「そういうもんなんだ」って受け入れやすいです。

その経験がベースにあるので、
社会に出て価値観が違う人にいきなり出会ったとしても、
耐性ができるというか、飲み込み方がわかるというか。

私は学生時代にホームステイを経験できて本当に良かったと思っています。

ホームステイはあなたの世界がぐっと広がる貴重な経験になりますよ。

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この記事を書いた人

北海道出身、東京在住のアラサーで夫と2人暮らし。
旅行、グルメ、料理、靴、服が好きで、休みの度に夫と共にお気に入りのお店を見つけるのが共通の楽しみ。

過去にパニック障害で約3年間療養。そこから自分がエンパス、HSPの傾向が非常に強いと気づく。

体力は雑魚だけど、内に秘めるパッションは熱く、常に「人生をより楽しく豊かに生きるためには」について考えている。

とんでもなく内気だけど、人生に対しての野心は強めで、超絶好奇心旺盛。

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