こんな風に思っていませんか?
いやー、めちゃめちゃわかります!!!!私もロープレは好きじゃない。
これまで経験してきた仕事は「接客業」が多めで、
ロープレで接客の質を上げる練習をする場面がたくさんあり、本当に本当に苦手、、、。うげーって感じ。
しかし、「自分に負けたくない」という気持ちが爆裂に強かったため、克服すべく頑張りました。
そこから、「ロープレ、好きではないけど得意」という変換に成功し、スタッフに販売の方法を教えていく立場になったんです。
この記事を読めば、
ロープレに対する苦手意識が軽減でき、得意に転換することができますよ。
「ロープレ」というワードを聞くたび嫌悪感、恐怖心が出てきてしまう方、是非ご覧ください。
それではどうぞ。
HSPさんがロープレを「得意」に変換する5つの方法【売上げも上がります】
ロープレは、HSPさんじゃなくたって好きな人は多くないと思いますが、
HSPさんだとなおさら「人に監視されている感」を敏感に感じ取ってしまって、普段の実力の半分も出せないってこと、ざらにあると思います。
私がそうでした。
「ロープレの接客」よりも、
「今の説明どうだったかな?どう判断したんだろう、、、」とかロープレしてくれている相手の顔色が気になって気になって、全然ロープレに集中できないんですよね、、、、、、。
なので、ある意味「自分がロボット化すること」が必要なんですよ。
その方法を先にお見せするとこちら。
- 【マインドセット】緊張する理由を理解する
- 【接客戦略】接客のパターンを分けておく
- 【接客戦略】「予算」ごとに提案できるパターンを用意しておく
- 【努力】ひたすら呪文のように一人で練習
- 【実践】いっさい顔色をうかがわない
それでは、順に詳しく解説していきます。
1.【マインドセット】緊張する理由を理解する
緊張する理由って何だと思いますか?
それは、「自分を実力以上に良く見せよう」という思いが潜んでいるから。
ロープレをしてくれている相手はきっとあなたよりも先輩だったり、上司だったりする場合が多いはず。
「自分を良く見せたい」という思いはあって当然です。
だけど、仮に実力以上に見せる事ができてしまったら、
あなたにとって「必要なアドバイスを受けるチャンスを自分で消してしまった」という風にも捉えられませんか?
せっかくアドバイスを受けられるチャンスがあるなら、
今のあなたの実力をまんま見せて、アドバイスをもらえた方が「あなたの成長の伸びしろ」がグンっと上がります。
なので、今のあなたをまんま見せちゃうのがあなたにとってお得です!
その方がスキル向上のためには絶対に良いです。
2.【接客戦略】接客のパターンを分けておく
あなたのお店に来るお客様のパターンを分けて、どう広げて接客していくのが理想かを考えます。
HSPさんは「ロープレで見られている」という感覚があるだけで、
自分がどこに向かっているのかがわからなくなりがちなので、あらためて「着地点」を作り、「接客の道筋を明確にする」というのがロープレの安心材料になります。
過去に、私はウェディングジュエリーの販売をしていたんですが、このようなパターンがありました。
- エンゲージリング(婚約指輪)を買いに来る
- エンゲージ(婚約) + マリッジリング(結婚指輪)を買いに来る
- マリッジリング(結婚指輪)を買いに来る
ここから、どうやって派生させていくのが理想かと言うと、、、、
- 【エンゲージリング(婚約指輪)を買いに来る】
→ 同時にマリッジリングも紹介し、「後にマリッジもここで買いたい」と思ってもらう、
もしくは「エンゲージと一緒のタイミングで購入したい」と思ってもらう - 【エンゲージ(婚約) + マリッジリング(結婚指輪)を買いに来る】
→ 結婚指輪と同じデザインのベビーリングを紹介したり、普段使いのピアスなどを一緒に紹介し、
「子供が生まれたらベビーリングを買いたい」「ピアスも同ブランドで揃えたい」と思ってもらう - 【マリッジリング(結婚指輪)を買いに来る】
→ エンゲージ(婚約)を紹介し、マリッジとの一体感や、重ね付けの良さを実感してもらう
これで接客の「着地点」がちゃんと見えるようになりました。
3.【接客戦略】「予算」ごとに提案できるパターンを用意しておく
道筋が見えたら、次に「予算によってご紹介する商品」を自分の中でパターンとして決めます。
私はジュエリーだったので、こんな感じで考えていました。
■予算20万円の場合■
- 【エンゲージ(婚約指輪)】
→ 型:「型名:〇〇」と「型名:〇〇」
素材:プラチナではなくゴールド
ルース(ダイヤモンド):〇~〇ct - 【マリッジ(結婚指輪)】
→ 型:「型名:〇〇」と「型名:〇〇」、「型名:〇〇」
素材:プラチナではなくゴールド - 【エンゲージ(婚約) + マリッジ(結婚指輪)】
→ 型:「型名:〇〇」と「型名:〇〇」
素材:プラチナではなくゴールド
※全て「指輪」でのご用意は厳しいので、エンゲージを指輪ではなくネックレス(メレダイヤ付)で提案
これを、「予算30万円バージョン」「予算40万円バージョン」でも同様に考えて、
同時に、それぞれの「価値を感じられるトーク」や「例え話」なども一緒に考えていきます。
実際の接客ではお客様の心を一番に考えるので、ここまで機械的に考えないですが、
ここでは「いかにロープレに集中できるか」が重要なので、わりとシナリオ的なものを考えていた方が平常心を保てます。
4.【努力】ひたすら呪文のように一人で練習
根性論的になるかもですが、夢に出てくるくらいひたすら練習です。
お客様がいない時間帯
帰りの電車の中
歩いている時
お風呂に入っている時間
ブツブツ、心の中で言ったり、実際に言ったり。
頭で考えずとも言葉が出てくるようになるまで叩き込むって感じですね。
そうなれば、もう大丈夫。
ロープレを90%は攻略できましたよ!
おめでとうございます!パチパチパチ。
5..【実践】いっさい顔色をうかがわない
いざ、ロープレです!
1つ気を付けることがあります。
それは、「接客に対して」の顔色はうかがうけど、「ロープレに対して」の顔色はうかがわない こと。
接客中の「好み」「あんまり好みじゃない」などの感情は拾うけど、
「私の接客をどのように感じているか」の思いは拾わないって感じです。
「接客についての思い」を感じ取り始めると、
どんなに意識を戻そうと頑張ってもそっちに引っ張られて普段の接客が全くできなくなっちゃうので、鉄の心で「拾わないこと」を貫きます。
なんとも言葉で説明するのが難易度高めなのですが、なんとなくわかりますよね?きっと、、、!!!
実際の接客でも売上げアップしていきます
ここまで「全ての時間」と言っても良いくらい、ロープレを攻略するために努力すれば、
実際の接客でも当然活きてきます。
もう自分のものにできているので、
そこまで頭を使わず、瞬時に色んなパターンのトークだったり、接客を生み出すことも可能なんです。
私は、最初の1~2ヶ月くらいの頃は、
お客様の心の寄り添いすぎて「お客様が希望した商品しか売れない」ってことが多かったんですが、
その後、ロープレを克服するために努力したことによって、希望したものの他にも商品が売れるように変化していきました。
そして、入社半年くらいで店舗歴代最高売り上げを達成し、
他のスタッフに販売方法を教える立場になったんです。
ロープレをする側になりました。
接客で一番大切なのは「お客様とのコミュニケーション」ですが、
そこから売り上げを生み出すには、自分の中である程度ロジック的なものを持っておくことが大切だったりします。
ぜひ、ロープレに苦手意識がめちゃめちゃある方はご紹介した方法を試してみてください!
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