こんな思いに答えます。
私も数年前まで自己肯定感が低かった一人です。
それまで、上司や先輩に「自分に自信持ちなよー」と言ってもらう場面があっても、
それをどう自信にしたら良いかわからず、悩んでいました。
ここ数年で自己肯定感を高めることに成功した私が、
どのようにして自分を認められるようになったのか、そのエピソードを書いていきます。
自分を認めたいのに認める方法がわからないあなた、ぜひ読んでみてください。
私の自己肯定感を上げてくれたたった1つのコト
結論:友達です
いきなり結論を書きましたが、
自己肯定感を上げるカギは「友達」なんです。
どんな友達なのか詳しく説明しますね。
どんな「友達」が肯定感を上げてくれるのか
みなさん「友達」って1人や2人いますよね。
外交的な方であれば、もっとたくさんいると思います。
その友達の中で、こちらの項目全て当てはまる友達っていますかね?
- あなたの存在を大切に思ってくれている
- あなたの存在自体を肯定してくれている
- あなたのこと、発言を否定しない
- あなたの意見を尊重してくれている
全て当てはまる友達が、あなたの自己肯定感を高めてくれる存在(本当の友達)です。
私のエピソードと共に、なぜそう思ったのか書いていきます。
自己肯定感が低い時代が長かった
30代になるまで、本当にほんとーに自己肯定感が低かったんです。
レベル10がMAXだとしたら、本気で0か-1くらいの感じでした。
「自分は無価値だ」とも思ってませんでしたが、
「人に自慢できるような実績もない。だから自分に自信がない」って思ってましたね。
学生時代は心を許せる友達がほぼいなかった
転勤族の実家で、数回転校を経験しています。
私はなぜか黙っていても目立ってしまうタイプで、
本人「目立ちたい」と思っていないのに注目を浴びてしまい、
そこからいじめや仲間外れをたくさん経験してきました。
当時は一人ぼっちでいるのがどうしてもイヤだったので、
一緒に居させてくれるグループに属していましたが、
そのグループにいても、すきあらば嫌味を言われたり、
私に対して親身そうな顔していたけど、豪快に裏切ってくるみたいな経験をたくさんしてきたので、
正直、「友達」というものに対して
「大切」という感覚は持てず、心を開いてはいけない存在、簡単に裏切られる存在という思考になっていました。
安心して付き合える友達はほぼいなくて、
心をさらけ出せるのは、家族や彼氏くらいでしたね。
「自分を認める=自惚れ、ナルシスト」と勘違いしていた時代があった
そんな学生時代を過ごした私が、社会人となり色んな企業で働くわけですが、
そこで「自分に対して自信がないな」というのになんとなく気づきます。
なので、それを克服すべく、
仕事をめちゃめちゃ頑張って(血尿が出るくらい)様々な結果を出してきたんですが、
どんなに上司や同僚から「本当にすごい!全国でも上位だよ」と言われても、
一向に自分に自信がついていかないんですよ。
というのも、
「自分を認める=ナルシスト」だとどこかで勘違いしてたんです。
周りから称賛されるような結果を出しても、
[char no=”1″ char=”PUCHI”]ここでその言葉を受け入れたら自惚れることになる(ナルシストになる)[/char]
と思い込み、受け入れることにブレーキをかけていました。
自分を認めることがわかった今、振り返ってみると、
「みんなが驚く結果を出したから自分を認めるのではなくって、今のありのままの自分を認めることが自己肯定だよ」と思うんですが、
褒められる言葉をそのまま受け入れすぎて勘違いしていく人をたくさん見てきたので、
「そうなりたくない!私はどんな時もフラットで見れる視点を持っていたい」と強く思ってたんですねぇ。
うーん。。。。視点が違いました。笑
パニック障害を経て自己肯定感レベルが少し上昇
爆裂に仕事を頑張っても自分に自信を持てない日々を過ごし、
突然パニック障害になります。
唯一、自分の中で誇れるようなもの(それでもそこまで自信ない)と言ったら、
「仕事で結果を出せること」ぐらいだったのに、寝たきりになり休職。
なーんにもできない状態の自分に絶望して、
一瞬これまでよりも自己肯定感が低くなりますが、
療養していく中で、夫や家族から愛をもらい自己肯定感が少し上がりました。
その時のエピソードはこちらで書いています。
>>パニック障害になって「良かった」と思うたった1つのコト
ですが、まだ「今の自分を認められる!」という程の自己肯定はありません。
この時の自己肯定レベルは3とか4くらいでしょうか。
そんな感じでした。
30代になり、やっと「自己肯定感」の本質を理解する
夫の転勤で行き着いた先で自己肯定感のレベルが爆裂に上がった
数年前、夫の転勤で函館にいたんですが、
その時、事務職のアルバイトをしていたんです。
そこで出会った2人の同僚(友達)が私の自己肯定感を上げてくれました。
最初に書いたこちらの項目、
- あなたの存在を大切に思ってくれている
- あなたの存在自体を肯定してくれている
- あなたのこと、発言を否定しない
- あなたの意見を尊重してくれている
最初に会話した時から全て当てはまっていて、
今までの私の友達との関係で感じられなかった「安心感」がありました。
- どんな発言も受け止めてくれる
- 私のことを変えようとしない
- 私は私のままで良いと「言葉」や「空気」で伝えてくれる
- 間違ってることを言った時には優しく教えてくれる
私という存在自体を受け入れてくれる安心感があり、
「楽しんでもらわなくちゃ」っていう焦る気持ちだったり、
「引かれたらどうしよう」という不安な気持ちが一切なく、
「私は私のままでいて良いんだ(認められているんだ→認めて良いんだ)」と思えるように変わりました。
それまでの人生、
いきなり仲間はずれにされたり、心開けば裏切られたりだったんで、
「本当の友達ってこういうことなんだ」と心でわかりましたし、
その友達と色んな話をして時を刻んでいく中で
自己肯定感が徐々に上がっていき、自分で自分を認められるようになったんです。
何か結果を出して付けていく「自信」と、
友達との時間を過ごす中で得る「自己肯定」は別物だとわかりました。
2年半くらいしかいませんでしたが、
今でも本当に大切に思っている友達ですね。
2人とも大好きです。
どんな友達と一緒に過ごすかで自分の意識は変わる
よく「環境で人は変わる」と言いますが、
友人関係ももれなくそうで、どんな友達と時を過ごすかで「あなたがあなたの価値を理解できるか」が変わっていきます。
あなたは今のままで尊く素晴らしい存在で認めて良い存在ですが、
それを「自分で認められるかどうか」は、本当に環境なんですよね。
私自身、親に大切に育ててもらい、
愛情をたくさんもらって育ちましたが、
学生時代、自分のことを認められずに過ごしたのは、
今のような友達に出会えていなかったからじゃないかなとも思います。
あなたはこんな友達と出会えていますか?
- あなたの存在を大切に思ってくれている
- あなたの存在自体を肯定してくれている
- あなたのこと、発言を否定しない
- あなたの意見を尊重してくれている
自分を認められずに悩んでいるとしたら、
これらの項目を自分が友達にしてみることから始めてみるのも良いかもしれません。
お互いにし合える真の友達が見つかることを願っています。
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