私は、生まれてから30年近く北海道で過ごしてきました。
北海道は良い所というのは表面的にはわかってはいるけど、
ずーっと当たり前に過ごしてきたので、正直実感することはあまりなかったんです。
しかし、2019年に夫の転勤で東京に来て、
「北海道の良さ」というのが心の底から感じたというのがあり、
元道民、道産子の私の目線から思う「北海道の魅力」を書いていきたいと思います。
それではどうぞ!
【元道民の私が思う】北海道の魅力的なところ9選【離れて実感することがありました】
私は、これまで北海道の中でも色んな地域に住んできましたが、
札幌に住んでた期間が一番長いので、北海道というか札幌の魅力というのがメインかもです。
具体的に言うと、このようなこと。
- 食べ物がめちゃくちゃ美味しい
- コスパが良い
- 美しい自然に溢れている
- 街のコンパクトさが丁度良い
- 人が温かい
- 自分に集中できる環境
- 流れる時間に余裕がある
- 街がキレイ
- 適度に空いている
それでは順に書いていきます!
食べ物が、もう、めちゃくちゃ美味しい
いちばん初めに実感したことが、
「北海道の食べ物って、やっぱ本当に美味しいんだ」ということでした。
「海鮮が美味しい」っていうのは、
出張で色々な場所に行ってご飯を食べる度に思っていたので、海鮮に関しては想定内だったんですが、
海鮮以外でも北海道の食べ物はクオリティが高いと、正直、心の底から思いました。
いや、もう本当に。
もちろん、東京には美味しいお店はたくさんありますし、
北海道では食べられない絶品料理もあるんですが、
定食でも洋食でもケーキでも何でも、
ある一定のクオリティは絶対に保っているというか、
アタリが多い印象ですね。
コスパが良い
田舎と東京を比べれば、土地代がかかっていないので当たり前だし、
みんなが言うことではあるとは思うんですけど、
生活全体のコスパが本当に良い!!!
- 家賃は1/3くらいで住める(私の場合)
- 外食は美味しいのに安い
- 夏はクーラー付けっぱなしで寝ることもない
この他に、めちゃくちゃピンポイントで言うと、
東京に来て地味にビビってしまったのは、ケーキの価格でして。
北海道のケーキは、安いのに値段以上の美味しさがある!!!
札幌だと、3~400円台で美味しいケーキが食べられますが、
東京だと600円台が普通です。
たった200円くらいの差なのに、
ケーキ買うのになんか勇気というか、覚悟が必要なんですよね。。。笑
美しい自然に溢れている
東京に出てくるまで、当たり前すぎて感じたことがなかったことなんですが、
北海道の自然ってほんっっとーに美しいです!!!
いや、本当に涙が出るほど。
人工的に緑を置いているんじゃなくって、
ありのままの自然を保持していることが、美しいし、そこで生活できることが幸せなことだと思います。
学生時代は、都会への憧れが強すぎて、
自然の美しさもそうですけど、そのありがたみに目を向けるなんてことは正直全然ありませんでした。
貴重さがわからないというか、、、、。
ですが、東京に来て思います。
美しい自然が身近にあるというのが、いかに幸せなことか。
自然がたくさんある場所に行きたいと思えば、
少都会の札幌に住んでいても、30分くらいで簡単に行けちゃいます。
東京に住んでると、ありのままのネイチャーを感じられる場所が身近にないんで、
探すのに本当に苦労するんですよ。
癒やしの場所がたくさんあるって本当に幸せなことですよ。
知らず知らずの中、私は自然によって癒やされていたんだな。
というのが、初めてわかりました。
東京に来てからコロナが流行ってしまったので帰省できてないんですが、
長期帰省できたら、自然溢れる場所でキャンプがしたいです。
街のコンパクトさが丁度良い
札幌は大都会ではないですが、
「そこそこ」栄えていて、街自体がコンパクトにまとまっています。
なので、服を買うにしても、食べ物を買うにしても、
中心地に行けばだいたい欲しい物は揃いますし、
逆を言うと、何か買い物をしたかったらみんな行く場所はだいたい同じになります。
東京に出てくるまでは、
その街のコンパクトさに慣れきってしまっていて、
常に新しい世界を知りたい私としては、こんな風に正直思っていました。
[char no=”1″ char=”PUCHI”]みんな休みの行動がだいたい同じパターンだから、色々場所を変えて楽しむ面白さがないなぁ、、
マンネリするなぁ、、、、[/char]
東京に来てから、色々場所を動くことも新しいものを知れて新鮮で楽しいは楽しいんですが、
だんだん、「どこ行っても人が多いし、コンパクトな街じゃないので動くのが正直大変。」とも思ってきました。笑
わがまま言うなよ!って感じですが、
新宿や東京駅だと、駅自体がめちゃ大きいじゃないですか。
地下に入ったりすると、自分が地図上でどこに居るのかが本当わからなくなる。。。。
特に真夏だと、外が死にそうなくらい灼熱なんで歩くのが本当しんどいんです。笑
なので、今になって「札幌のコンパクトさは丁度良いな」と思いますね。
人が温かい
都会から北海道に限らず、田舎に来る人みんな言うことですが、
人が温かいです。本当に。
お店の店員さんだけじゃなくって、そこら辺の道を歩いている人でも、
元々の受容性が高いというか、そんな風に感じます。
自分に集中できる環境
その人次第なところもありますが、
「北海道は自分の心に集中できる環境だったなぁ」と私は思います。
適度に田舎というのも良いことなんだな。という発見がありまして。
というのも、私はめちゃくちゃ好奇心旺盛なので、
気になることがあれば、すぐに試したい!と思って、いてもたってもいられなくなるんです。
東京にいれば、色々な所に行ったり、経験したりが叶うので、
それは望んでいることでもあったし、とっても嬉しいことでもあるんですが、
色々気になりすぎて落ち着かない!!!というのが最初ありました。笑
旅行や出張でこれまで何度も東京には来ていましたが、
やはり旅行で体験できることと、住んでいて経験できることは違うんですよねぇ。
気になるコトがとめどない = 常に外に目が行っている
という感じで、
何も考えないで過ごしていると、自分の心を内観したりする時間が、
北海道にいる時より少なくなった気がしがしたので、意識的に自分と向き合う時間を今は作っています。
流れる時間に余裕がある
日々の流れる時間がゆったりしていて、心の余裕が適度に保てますね。
東京に来て思ったのは、生活の流れているテンポが全く違うことでした。
北海道でもテンポ早く生きている人は居ると思いますが、
全体で見ると、ゆったりめな気がします。
大都会で流れる時間は、HSPの私にはとっても早く感じて、
無意識にそのテンポに合わせようとしちゃうんですよね。
「東京に住みながら、自分の丁度良いテンポ」を掴むのに結構苦戦しまして、
2年経とうとする今、やっとペースが掴めた感じです。
街自体がキレイ
街自体が雑多な感じがしないというか、手入れされていてキレイで整ってるなぁと思います。
- 建物が密集していない
- 道路が広い
これらの要素から、
視覚的に余白があってそう思うというのもあるかもですが、
道路もキレイだし、ゴミが落ちてることもない。
歩いていて気持ち良いです。
そうやってキレイに保ってくれていたことにも、
離れてみてわかって改めて感謝が生まれますねぇ。
適度に空いている
東京に比べて圧倒的に人口が少ないんで当たり前なんですけど、、、
レストランでも、
スーパーでも、
道路でも、
なんでも適度に空いてるので、
人混みが圧倒的に苦手な私からすると、本当に魅力でしかありません。笑
今は、コロナなんで東京でもめちゃ混んでいるということはあんまりないですが、
それでも、平日だって普通に人は多いです。
混雑がなければ、時間も有効活用できますからね。
北海道にいた時には思っても見なかったことが魅力に感じます。
以上、道産子の私が北海道を出てみて初めてわかった魅力を書いてみました。
こうやって書いてみると、
自分がいた環境がいかに恵まれていたかがわかり、感謝が溢れます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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